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オフィス・マッチング・モウル 週刊モグラ屋通信 72



 本日の担当:内藤
 
 
 
 
 
 【今週のひとこと】

池田/森にはいろいろいますが、やっぱいちばんヤバイのは大楠ですな!
 
 

黒目/ふるかはさんのWSまであと少し……。紐の結び方をひとつマスターしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第161号 2009.6/1  

先週、黒目ちゃんにモグ通書いてもらって また書いている。なんだか週刊っぽいではないかい?  さて、先日、モグラ屋&アーティストの 木村崇人 はなぜかとある山というか森というか里山に行きました。
 
移動中に黒目ちゃんが「鹿がいました鹿が」というようなバンビも遊ぶ森の中、仕事なのについついピクニック気分に陥る私たち。峠の茶屋みたいなお蕎麦屋さんでお昼を食べて、せせらぎの音を聴きながら森を歩いて、マイナスイオンをばっちり浴びてきました。   [ 写真 :途中で立ち寄った休憩所裏の田んぼにて、木村、池田&黒目。実は田んぼには猿よけの高圧電流線が張り巡らされている。こわっ ]
 
目的地からの帰路に、モグラ屋お気に入りの 巨木スポット があるので、木村さんにも見せたいと思い再び訪れた。樹齢千年、あまりにでかいその姿に、木村さんはただ「あはは、あはは」と笑うばかり。確かに、初めて見たら、もう笑うしかない巨大さなのです。
 
千年生きてる楠木パワーをもらいながら、耳を澄ませば周囲の森からは小鳥たちの清涼なるさえずりが……。その中に時折聞こえる「ホーホケキョ」の鳴き声は、そのシチュエーションを完璧なものにするのであった。   [ 写真 :写っているのはホンの根元のあたり。あまりの大きさにかなり離れないと全体像がわからない]
 
木村さんと話をしていて興味深かったのは、現在木村さんが住んでいる山梨の山と、この日訪れた、愛知のそのあたりの山は「全然違う」らしい。まぁ、山梨って富士山もあるくらいだから、山がすごく山っぽいんですよね。本格的なんです。厳しさがある。信州とかに出かけても思うけど「これが山ならば地元の山は丘だな」という感じ。敷居がものすごく低いんですね。平地からだらだら地続きでいつの間にか山になってた、という趣。そんなまったり感がよいのです。
 
そうは言ってもやはり広大な濃尾平野がだらだらとそのまま続いた岡崎平野の端っこに住んでいる私たちには、この日訪れたおだやかな山間部でも充分すぎるほどに山なのだ。そういえば、先日、アーティストの ふるかはひでたか (7月11日から佐久島で個展 ふるかはひでたか 『佐久島物産展』 がスタート)がモグラ屋の事務所に来た時、「岡崎って山があるんですねー」と妙に感慨深げであった。ふるかはさんの住む刈谷市は電車で15分くらいの、隣町みたいなご近所さんなのだけれども、本当に見渡す限り平地ばかりだから、私たち以上に山を感じられるのだろうなぁ。そんな山のおかげで、エネルギーはしっかり充電された。  
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2009 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/6月1日更新
岡崎市図書館交流プラザ 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
岡崎市図書館交流プラザ岡崎むかし館 『市内電車が走っていた頃の岡崎』 展示コーディネート/〜6月16日
 


 本日の担当:黒目
 
 
 
 
 
 
 
 【今週のひとこと】

内藤/手芸好きな私でも、ひも結びって立体的な構造なので結構難しい。だから達成感は大。はまりそうです。
 
 

池田/日差しはもう夏! 黒目ちゃんもしていた日焼け防止の長手袋、私も買わないと!
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第162号 2009.6/12  

東海地方も梅雨入り、雨上がりの空気に夏の気配をすぐそばに感じます。今年の夏も暑くなりそうですね。 さて今週の日曜日、佐久島で島の竹を使って伝統の横笛を作るワークショップ 『佐久島鼓笛隊1 篠笛をつくろう』 を開催しました。当日は、講師の高橋先生をはじめ、助っ人として吉良から来て下さった判治先生のおかげで、準備万端整ってワークショップがスタートしました。しかし、細い竹にボール盤を使って穴をあけていく作業は、見た目より難しいんです。急ぎすぎると、竹にひびが入りその竹はもう使えません。そこで島を美しくつくる会の三宅さんが大活躍! さらに佐久島小学校の技術の先生にも手伝っていただき、本当に助かりました。参加者の皆さんも出来上がった篠笛を早速ふいてみて、音が出ると子どもも大人も大興奮でした。無事終了し、ほっとしました。
 
イベントもりだくさんの佐久島では、 6月21日ふるかはひでたかワークショップ 『浜辺の陶片でペンダントトップをつくろう』 を開催します。定員30名に対して、先生1名で教えるとなると大変なので、打ち合わせも兼ね事務所にて練習会(特訓)を行いました。
 
ふるかはさんの指導のもと、モグラ屋3人がモニターとなって時間内にできるかどうか実験開始です。「自分は不器用だから……」という池田は不安な表情。   [ 写真 :ふるかはさんの説明を一言も聞き漏らすまいと真剣そのものの池田]
 
ふるかはさんが見本でつくってくださった完璧な作品を見ると、「自分に出来るだろうか?」と心配になります。普段はごく当たり前にできているひと結びも確認せずにはいられなくなりました。でも、実際は初めの結び方を理解すれば、あとはそれを順番に繰り返していくだけなので簡単です。 気がつけば、みな無言で紐を結んでいました。結果的に「ワークショップってこんなに静かな感じ?」と笑えるくらいの余裕もできて、時間内に一人2個分の材料を準備することになりました。6月21日は、「父の日」ですからプレゼントにするとお父さんにもきっと喜ばれますよ。参加者はまだ若干、空きがありますのでどうぞ申し込みしてくださいね。   [ 写真 :事前の自主トレのおかげでさくさく作業をする黒目 ]
 
こうやって佐久島の話ばかりしていると、「佐久島に住んでいるの?」と誤解されてしまうので、本土での仕事のお話も少し(と言っても毎度おなじみ内田修ジャズコレクション展示のことですが)。
 
今日は、池田と二人で岡崎市図書館交流プラザの収蔵庫に収めてある12,308枚のレコードから次の展示に必要な約200枚を選びだし、さらに展示順に並べ替える作業をしました。エクセルのリスト上ではソータ機能で、あっという間に並べ変えられますが実物のレコードを扱うので大変です。しかし、並はずれた集中力を発揮して2時間かからずに作業終了! 自分でいうのもなんですが、がんばりました。本日の作業の成果は、7月9日からの特別展示、プレスティッジから発売されたレコードの展示でご覧いただけます。試聴もできますので、ぜひお運びください。   [ 写真 :特訓の成果。左が池田作。右が内藤作。かわいく出来て満足です。 ]
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2009 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/6月12日更新
岡崎市図書館交流プラザ 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
岡崎市図書館交流プラザ岡崎むかし館 『市内電車が走っていた頃の岡崎』 展示コーディネート/〜6月16日
 


 本日の担当:内藤
 
 
 
 
 
 【今週のひとこと】

池田/8年振りに新しいノート・パソコンが来ました。すごいなぁ、最新のって……。
 
 

黒目/7月に展示替えのJAZZのCDチェックで頭がいっぱいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第163号 2009.6/23  

このところ、ほぼ毎週更新しているモグ通。でも、決して暇というわけではありませぬ。今月は、佐久島月間という感じで、毎週佐久島を訪れて、ワークショップや会議や展覧会の準備をし、月末には佐久島大学も開催するのです。土、日のどちらかは必ずイベントが入っていて、唯一の休みは家で掃除洗濯など家事に追われ、「衣替えも中途半端なまま」でごろごろ休む暇もない私たち。
 
佐久島のアート・プロジェクトは、年間スケジュールに公表してある展覧会、ワークショップ、イベントよりも、その準備やメンテナンスなどにより多くの時間が割かれています。先週は、昨年9月に張った大葉邸の障子が、すでにビリビリの状態となったため、新しく張り替えをしました。障子って、普通、障子紙の部分を触ることってないと思うのだけれど、近頃は障子なんか自宅にない人が多いのか、取手以外の部分を持つ人が後を絶たない。どうみても紙だし、「そこは持たないだろう」と思う私たちの常識はもう世間では常識ではないらしいのね。
 
スタンプラリーのボックスも、「イタズラ押し」が多発。4月に全部新しくしたのに、すぐに汚されてしまいました。島に行くたび、黒目ちゃんがきれいにして回っています。以前はこんなことは殆どなかったのに、お客さんが増えるということはいろんな人が来るということで、このプロジェクトの最初の頃には想像もしなかった問題が起こってる。それでも、「アートのお客さんはお行儀がいい」と島の人は言ってくれます。ほとんどが礼儀正しく、地域にも敬意を払ってくれる人たちです。だから、ほんの一部のマナーの悪い人たちのせいで、疲れるのはやめよう! ほとんどの感じいいお客さんの笑顔のことだけ考えよう! と思う今日この頃です。   [ 写真 :弁天サロンで張り直した障子を持って大葉邸に向かう黒目ちゃん ]
 
さて、7月11日からは、佐久島では初個展となる ふるかはひでたか『佐久島物産展』 がスタートします。大葉邸の障子を張り直した日は、展覧会の会場である弁天サロン内ギャラリーのペンキ塗りDAYでもありました。画廊勤め10年の私と池田は、自分でいうのもなんですが、ペンキ塗りのエキスパート! 初代アシスタントの潤子ちゃんには、今の事務所に移転した時、事務所中の壁と天井を塗り替えて秘伝のワザ(?)は伝えました(今現在、主婦&母親業の潤子ちゃんの生活にペンキ塗りのワザが役に立つかどうかは不明ですが)。今度は、黒目ちゃんに養生から塗り方まで伝授して、ギャラリーは生まれ変わったように美しくなりました。あいにくイマイチの天気と、大葉邸障子張りで時間をロスしたため、この日は1度塗りしかできませんでしたが、後日、黒目ちゃんはひとりで二度塗りを成し遂げたのです。もうこれでペンキ屋でアルバイト出来るね! しないだろうけどさ……。   [ 写真 :ペンキ塗り中の黒目ちゃん。この日は島の人からリクエストされた場所に新たに看板設置もしたし、大活躍でした ]
 
モグラ屋は、現在、佐久島でのアートプロジェクト の他に、岡崎市図書館交流プラザで内田修ジャズコレクション岡崎むかし館の展示コーディネート仕事を年間でおこなっています。他にも、近々始まる新たなアート・プロジェクトもあり(近日報告乞うご期待)、その間、単発の地域活性化的交流イベントの予定もいくつかあります。気がつけば、けっこう多忙な日々。頭脳労働と肉体労働の振れ幅が大きすぎる仕事はたいてい過酷ですが、私たちが手がけた仕事の現場――展覧会、ワークショップ、イベント――に来てくれる人たちの、好奇心あふれる瞳や、体験した後の笑顔を見ると、疲れは消えてなくなります。以前に比べればずいぶん忙しくなりましたが、アーティストが作品に込めた「何か」が受け手にきちんと届くように、初心を忘れずひとつひとつ丁寧に仕事をしたい――改めてそんなふうに思う今日この頃です。   [ 写真 :6月21日のふるかはひでたかワークショップで参加者の子どもたちに手順を教える池田。当日の様子は ワークショップの写真リポート をご覧ください ]
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2009 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/6月23日更新
岡崎市図書館交流プラザ 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
岡崎市図書館交流プラザ 岡崎むかし館 展示コーディネート/ 『暮らしの道具〜今と昔〜1』/〜10月6日
 

 
     
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