三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2005 祭りとアートに出会う島
 
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中川佳宣ワークショップ・プロジェクト
畑のワークショップ3 収穫祭 写真リポート






              
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【関連情報】
 中川佳宣畑のワークショップ・プロジェクト
 畑のワークショップ1 写真リポート
 畑のワークショップ2 写真リポート
 畑のワークショップ3 収穫祭 レシピ

 
【同時期開催】
 佐久島アート・ピクニック 2005
 となりのおみせ プロジェクト 2005





■ 2005年9月24日(土)
  14:00〜16:00

■ 会場/弁天サロン
  寄り合いの間

■ 講師/中川佳宣
■ アシスタント/定金豊明
  
(京都精華大学学生)
■ 参加人数/20名
 
中川佳宣の「畑のワークショップ」、最終回である第3回目は、佐久島の美味しい魚介類と畑で採れたハーブをふんだんに使った「中川佳宣料理ショー」。畑づくりや途中の草取りなどに協力してくれた島民に、島外からかけつけたアート・ファンも交え、楽しく美味しい交流会となりました。
 
前日、5月に島民とつくった畑にハーブを採りに。ああ、この間、あんなに苦労して草取りしたのに、なんでこんなにまた雑草が? ここは熱帯? 一瞬愕然とするも、まず畑は草取り開始。9月も下旬なのに、畑周辺はやぶ蚊が大発生。蚊の襲撃を受けつつ、半日ほど雑草と格闘しました。途中、島の人が手伝いに来てくれて大感激。その上、その日の晩御飯までご馳走になるという嬉しいオマケ付き。こんな交流が嬉しいのです。
 

 
さて、いよいよ収穫祭当日。学生時代にイタリアンレストランで修行をしていたという本格的な料理好きの中川が、これも京都の居酒屋でバイト中の現役美大生をアシスタントに、前日から仕込みをするという熱の入れよう。なんというか、あなたたちは一体? というほど、板についている料理人姿。うん、スタイルも大事だよね、中川さん。
 
佐久島は、本当に魚介類が豊富で美味しい。でも、例えばムール貝も獲れるのだが島の人はほとんど食べない。高齢化が進む佐久島では、基本は和食。そりゃあ、ムール貝よりブランド品である島アサリの方が美味しいでしょう、普通に酒蒸しとかするなら……。で、中川は、パエリアでムール貝を使うのです。「いろいろ挑戦してみて」という、アーティストの優しい心づかい。
 
温野菜の香草パン粉和えからスタートした収穫祭は、キスのハーブ入りフリッター、蛸のフリッター、アジと月桂樹の香草パン粉グラタン、タコのカルパッチョ、サザエの肝バター焼き・エスカルゴ風、トマトとバジルのパスタ、パエリア、デザートであるイチジクの赤ワインコンポートまで、参加者大喜びのすばらしい料理が2時間に渡って供されました。
 

 
参加者は女性も多かったので、中川の用意したレシピをもらい、料理法の質問も飛び交います。「たまにはこういう料理、島で食べられるといいのにね!」、同感です。プロの料理人さんも来てくれていて、「中川さん、料理上手だわ。ホント美味しいわ」とお褒めの言葉をいただきました。今回の『畑のワークショップ』は、アーティスト中川佳宣の別の魅力をたっぷり味わった内容になりました。たまには、こういうのも楽しいでしょう。
 
(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)  
 2005年度全記録
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

初めて食べる料理もたくさん出ました。
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