三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2008 祭りとアートに出会う島
 
 
荒木由香里 ワークショップ
『サクシマのイキモノをつくろう!』
写真リポート 1
 
小雨の中、材料探しに出発!      材料探して浜辺のひととき
 
拾ってきた材料を並べてみる。水で洗って乾かし中の材料。いろいろあります
家族で参加した人も多かった。「お父さん、こんなのどう?」「いいねぇ」、とか
 
島の子どもたちも参加してくれました。 「こんなの見つけたよ!」な笑顔
 
 名古屋からは若いお兄さん方も参加。童心に戻って結構夢中なもようです
制作と展示を終えて全員で記念写真。荒木先生、ありがとうございました!



写真リポート 2ヘ

 
【関連情報】
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【同時期開催】
 佐久島アート・ピクニック 2008
■ 開催日時/2008年
  6月22日(日)14:00〜16:30

■ 材料採取場所 :
   佐久島西地区 石垣海岸
■ 制作会場 :
   弁天サロン寄り合いの間
■ 参加者人数 : 25名

 
 
 
浜辺に宝物を探しに行く
 
荒木由香里展のスタートを2週間後に控えた6月のとある日曜日。弁天サロンには、「いまから何がはじまるのだろう?」という子どもたちのワクワクした気分があふれていた。
 
今回のワークショップでは、アーティストが浜辺を歩いて拾ったものたちで作品をつくったのとおなじように、参加者も佐久島の浜辺で材料を集め、作品をつくる。テーマはずばり「サクシマのイキモノ」でしょう!(丸尾クン風に←なぜっ?)
 

ワークショップ当日は朝から雨模様。時折雨脚も強くなるなど、屋外での材料集めに不安要素が……。けれど、子どもを連れて参加してくれた島の民宿の方が、すかさず携帯電話の天気予報をチェック。「今、雨雲はこんな感じだから、1時間後は――あ、雨止みますよ」という。そうしたら、ホントに材料集めの小一時間だけ雨雲が切れ、無事浜辺で楽しい材料集めをおこなうことができた。
 
貝殻、流木、石など自然のものからプラスチックごみのかけらまで。拾われたたくさんのモノを机の上に並べ、さっそく「サクシマのイキモノ」づくりスタート!
 
もくもくと制作に没頭する人もいれば、少し作っては「ここまで出来た!」といちいち報告に走る子どももいて、再び降ってきた雨とはうらはらに、ワークショップ会場は楽しい熱中時間のうちに過ぎていった。
 

制作が終了した人から順番に、今度は展示カードに「自分の名前、つくった作品タイトルやイキモノの名前、イキモノの生息場所や特徴、食べものの好物」などを書いていってもらう。
 
展示カードを読むとけっこう面白い。「森の中に住んでいて、いつもは隠れている。性格は優しい」とか、「これは何?」と尋ねると、イキモノのはずなのに「武器!」と即答する小学生の女の子(でも武器には顔がついてる)など、たぶん、つくった子ども(大人も)の性格を反映しているのだろう、そのあたりも見ていて楽しい。
 
それぞれに作品を展示して最後に記念写真。みなさんいい笑顔でワークショップは終了した。ワークショップの参加者たちが荒木作品に対峙したとき、ほんの少しアーティストの気持ちに近づけるのではないだろうか? そんな予感を覚えた一日だった。
 
(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 2008年度 年間スケジュール
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

女性ふたりで参加グループ。楽しい旅の思い出になりましたか?
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