会期 : 2017年10月1日(日)〜12月10日(日)
    水曜休館  入館無料
開館時間:9:00〜17:00
会場佐久島ナビステーション
   (佐久島行船のりばから徒歩3分/一色さかな広場西側)

小さな迷宮へようこそ


 佐久島アート23番目の常設作品は、佐久島行き船のりばがある一色港の、西尾市の新施設・佐久島ナビステーション内ギャラリーに完成しました。設計者である建築家・長岡勉にとって、弘法大師の祠『サンカク』(2011)や『佐久島の秘密基地/アポロ』(2013/田中正洋と共同設計)に続く佐久島アートの3作品目となります。

 佐久島ナビステーションは、「海の歴史館」として開館した施設を改修し、佐久島アートの展示と佐久島観光の窓口としてリニューアルオープンします。

 『知識の蜂の巣』はドームの円天井に呼応するようにすり鉢状に作られました。天井の広々としたからっぽの空間に対比させるように、ギュッと詰まった迷宮のような空間が繋がっています。さらに図書館、美術館、抹茶の産地である西尾市らしく茶室をちりばめて、文化施設のミニチュアの要素も盛り込まれました。来場者はその小さな公共空間で出会い、体験を共有していくことになるでしょう。『知識の蜂の巣』には「物見台」もあり、そこから作品の全容を見渡せる構造となっています。

 本作品を鑑賞するに当り、安全を保つためにギャラリー内に一度に入場できる人数や鑑賞時間などを制限するなど、いくつかのルールがあります。これから永く本作品を多くの方に楽しんでいただくためのもので、ご協力をお願いします。




展覧会終了後は常設となります。

【関連行事】 アーティスト・トーク&交流会

開催日時:10月1日(日) 14:00〜15:30
入場無料・事前申込不要
会場:佐久島ナビステーション

『知識の蜂の巣』の完成を記念し、設計者である建築家・長岡勉によるアーティスト・トークで作品解説を行います。その後、ささやかな交流会を開催しますので、お気軽にご参加ください。

関連情報

  1. 長岡勉[POINT]『知識の蜂の巣』 写真リポート1[作品]
    長岡勉[POINT]『知識の蜂の巣』 写真リポート2[作品]
    長岡勉[POINT]『知識の蜂の巣』 写真リポート3[交流会]

同時開催

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