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特集記事 2 岡崎市シビックセンター子どもワークショップ
松蔭浩之の『ステキな写真を撮って展示しよう!』 2002.10.26/11.17 開催
2002年10月26日、11月17日の両日、岡崎市シビックセンターで、現代美術作家の松蔭浩之を講師に招き、子どもを対象としたワークショップが開催されました。ワークショップのテーマは「好きな人」。写真のおもしろさを発見できた楽しいワークショップになりました。
会場 :岡崎市シビックセンター3F 体育集会室
岡崎市羽根町あざ貴登野15番地/JR 岡崎駅から徒歩5分
講師 :松蔭浩之 (まつかげゆろゆき/写真家・現代美術家)
会期 :ワークショップ 1 2002年10月26日(土) 午後2時〜午後4時
ワークショップ2 2002年11月17日(日) 午後2時〜午後4時
対象 :小学生
定員 :60名 両日参加できる人。家族同伴可。定員になり次第締め切りとさせていただきます
参加費 :無料。 当日、レンズ付フィルム24枚撮りを無料配布します。
ただし、写真現像代(サービス版24枚分)は実費ご負担いただきます。
●ワークショップで子どもたちが撮影した写真の展示 展示期間:2002年11月26日(火)〜12月15日(日)
主催:岡崎市シビックセンター/後援:シビックコア地区まちづくり協議会/
企画・制作:オフィス・マッチング・モウル
講 師 /
(写真家・現代美術家)
松蔭浩之
まつかげ・ひろゆき:プロフィール/
アーティスト。1965年福岡生まれ。88年大阪芸術大学卒業。個展を中心に国内外で活動。写真、グラフィックデザイン、空間デザイン、ライターなど幅広く手掛け、アート集団「昭和40年会」、宇治野宗輝とのロック・デュオ「ゴージャラス」での音楽活動でも知られる。
ワークショップを開催する前に
松蔭さんが小学生のみんなに送ったメッセージ
みなさんこんにちは! 今回のワークショップの先生、マツカゲです。
「ワークショップ」というと、なんだかかっこいいような、ちょっとむずかしいような感じがするけど、本当は簡単! 僕がいつもやっていること…写真を使っておもしろいことをやってみることを、きみや仲間たちといっしょにワイワイガヤガヤやってみようということなんだ。
学校の授業とはまたちがった、ちょっと不思議でおかしなお話や、おもしろい写真のとりかたを、みんなに教えてあげたいなとおもっています。
それから、今回のテーマは「好きな人」。きみの大好きな人をおしえてください。しかも「写真」で。 おじいちゃんでもおかあさんでもパパでもともだちでも先生でも、きみの大好きな人を、楽しい写真にして紹介してください。
そして最後に、みんなの好きな人がうつった写真をならべて展覧会をしましょう。みなさんにあえるのを楽しみにしています。
ワークショップ その1 10月26日(土)
松蔭さんが写真のおもしろさや写真の撮り方についてお話しました。小学生のみんなに出された課題は、カメラ(レンズ付フィルム)を持ち帰って、実際に写真を撮ってくることです。写真のテーマは「好きな人」。
@
「写真っていうのは、目には見えない空気までも写すものなんだ」。 先生の松蔭さんが写真のおもしろさについて説明しています。
A
松蔭さんが、お手本の写真を撮ります。その写真をスクリーンで写しながら説明してくれました。
B
こんどは実際、本物のカメラでみんなに撮影してもらいます。 松蔭さんがモデルになっています。
C
みんなにカメラ(レンズ付きフィルム)が手渡されました。 みんなはこのカメラで写真を撮ってきてもらいます。 松蔭さんがカメラの使い方の説明をしてくれました。
D
「さあ、記念すべき最初の1カット目は、みんなで同時にシャッターを切ってみよう!」 かけ声の合図とモデルは松蔭さん本人です。
E
「次の2カット目は、腕を伸ばして自分の顔を撮影してみよう」 うまく撮れているかな。現像が楽しみだね。 今日おしえてもらったことを思い出しながら「好きな人」も撮ってきてください。
ワークショップその2 11月17日(日)
みんなが撮影した写真を持ってきてもらい、松蔭さんが写真の見方や選び方についてお話しました。作品として展示するために、いちばん上手く撮れた写真を選ぶ作業です。
@
「みんなが撮影してきた写真を床にならべてみよう」 最初恥ずかしがっていたみんなもどんどん並べていきます。 自分がいちばん上手く撮れたと思う写真を選んでしるしをつけてみます。
A
並べられた写真を一人ずつ、松蔭さんが見ていきます。 松蔭さんがいいと思う写真にしるしをつけます。 自分が選んだ写真と松蔭さんが選んだ写真がいっしょとは限りません。
B
「こっちの写真もおもしろいよ」 松蔭さんの説明にみんなも「なるほど!」と思ったり、思わなかったり?!
C
写真のいろんな見方を聞いたあと、やっぱり自分がいちばんいいと思う写真を選びます。そしてその写真を作品として展示するためにタイトルとコメントも考えます。 「タイトルはいらない」と思えばそれでもいいんだよ。
D
選んで写真を渡したら、あとはそれが大きく引き伸ばされて、作品として出来上がってくるのを待つだけ。「じゃあ、最後にみんなの写真を撮るから集まって!」 松蔭さんが高いところからみんなに呼びかけます。
E
「みんなで飛び上がったところを撮るよ。せーの!」
カシャ!
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