Office Matching Mole on the Web/週刊モグラ屋通信 28



 週刊 モグラ屋通信 64号 2003.1/15  

2003年も明けました。1月5日の、豊田市美術館 『ヴォルフガング・ライプ展』 が、本年初の展覧会へのお出かけだった内藤です。ライプ本人も見ちゃった……。翌日には、名古屋市美術館での『現代美術のポジション2003 ふきぬける風』へ。おお、年明けから快調、快調。このふたつの展覧会で、地元の美術関係者のみなさまの大部分と年始の挨拶。いい年になりますように。あ、どちらの展覧会もお見逃しなきように。
 
1月8日には、朝から佐久島へ。八日講というお祭りに行きました。午後からは、暗くなるまで栗本百合子展の作品撤去。この展覧会、本当にたくさんのみなさんにお出かけいただきました。心から感謝いたします。名残はつきねど、2月からは平田五郎展のアーティスト・イン・レジデンスが始まるので、すでにその準備に追われるモグラ屋ですの。そんな私たちの2003年の年賀状が左の画像。実際の印刷はもっときれいなんですけどね。それにしても、池田の顔の似ていることったら……。絵を描いてくださった 松岡徹画伯 によると、「ちかさんの顔は、内藤さんの5倍の時間がかかった」とのこと。お疲れ様でした。
 
いつもの年、最初のモグ通では、池田といっしょの初詣とそこで引いたおみくじのことなど報告するのですが、実は有限会社オフィス・マッチング・モウル全社をあげての初詣がまだできていないのでした。法人にしてもうすぐ2年。その間、ほとんどまとまった休みを取れずにいた私たち。たまに休みが取れても、休暇先まで仕事の電話がおっかけてくる。重いノートパソコン持って結局仕事のメールを書いている……、そんな状況でした。唯一、昨年の春に一週間ほど私が九州旅行(大分だけだけど)を決行したくらい。そこで、昨年末、仕事の電話やメールが追っかけてこない海外へと脱出して、一週間のスペイン旅行を満喫してきたのが池田です。TAMでお世話になった愛知芸文センターの元スタッフ嬢とおんなふたり旅。帰国第一声が「美和さん、日本人は働きすぎですっ!」って、そりゃあ、スペイン人の大方にくらべればそうかもしれん。第二声は「ツアーバス運転手のアントニオがかっこよかったです!」って、よかったねぇ……。というわけで、スペインで英気を養ってきた池田は、休みのツケで溜まりに溜まった仕事に追われて、大晦日も正月もなく、現時点でも締め切りに追われて眠れぬ夜を過ごしているのでありました。合掌。私? 思索の日々(笑)。って、笑っている場合ではない。思索こそ仕事の半分。あとの半分は現場(現場の半分は肉体労働)かな――。結局、超人的に冴えた人間以外は、この仕事、体力勝負ってことです。体力あってよかったモグラ屋なのでした。
 
そんなこんなでモグラ屋の2003年がスタートしました。アートの仕事でホントに食べていけるなんて半信半疑で始めた1999年。予想通り仕事がなく、貯金も底をつき、困窮を極めた2000年(一瞬駄目かと思った)。自分たちの可能性に賭けて借金して会社組織にした2001年。なりふりかまわず仕事をしていた2002年。さて、今年はどんな年になるのでしょう。楽しみなことです。今年もモグラ屋をどうぞご贔屓に。日本全国どこからでも、お仕事のご依頼お待ちしていま〜す!
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2002 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/継続中
岡崎市シビックセンター 資料室(ジャズコレクション) 展示コーディネート/継続中
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第65号 2003.1/29  

内藤です。2月2日から、佐久島で昨年に引き続き 『平田五郎展 佐久島空家計画2/大葉邸』 のための、アーティスト・イン・レジデンスがスタートします。一ヶ月におよぶ野外での作業に明け暮れた 日々 から、もう1年経ってしまったかと思うと、なかなかに感慨深いものがあります。しかし、感慨にふけっている場合ではなく、材料調達、ボランティアの日程調整、レジデンス期間中に並行して行わなければならない別のモグラ屋仕事の調整や準備などなど、恐ろしい勢いですべてが同時に進行しているのでした。体がいくつあっても足りないモグラ屋。昨日なんか打ち合わせ先で「池田さんはどうやってそんなにたくさんの仕事を同時にこなしているのですか?」と率直な感想を述べられていたことよなぁ。「実は池田は3人いるんです」と社内機密を漏洩するのは私だ…。その後ふたりして、じっと手をみる――。
 
というわけで、多忙な日々に追い討ちをかけるように、佐久島での過酷なレジデンスがいよいよ始まるのですけれど、これに関してのお知らせです。実は今回、制作に関してはボランティアの募集はしておりません。ちょっと習練を必要とする作業なので1週間単位で参加していただける方のみ、すでに確保済みです。他にも、周辺整備作業などで若干名人手が必要なので、我こそはと思う方はご連絡下さい。こちらは、基本的には1〜2日単位です。肉体労働系熱烈歓迎。参加できる日時を オフィス・マッチング・モウルまで ご連絡ください。ボランティアの方にお願いする作業がなくなり次第、締め切りにさせていただきますので、ご了承くださいませ。よろしくお願いします。
 
平田五郎による大葉邸でのアーティスト・イン・レジデンスの期間、2月2日〜28日は、連日制作を公開しておりますので、興味のある方は、お気軽にのぞいてみてください。お待ちしております。
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2002 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/
 平田五郎アーティスト・イン・レジデンスいよいよスタート 1月29日更新

岡崎市シビックセンター 資料室(ジャズコレクション) 展示コーディネート/継続中
 
 
     
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