小川信治ビューポイント／

１．筒島遠景
２．西港を見おろす高台
３．大山弘法みち
４．井戸のある空家
　
　
作品名：佐久島/透視図-１

サイズ：15.2×22.9 cm （イメージサイズ）
素材：紙に油彩
2002年
　
　
　
　
　
　
　
　
　
作品名：佐久島/透視図-２

サイズ：15.2×22.9 cm （イメージサイズ）
素材：紙に油彩
2002年
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
作品名：佐久島/透視図-３

サイズ：15.2×22.9 cm （イメージサイズ）
素材：紙に油彩
2002年
　
　
　
　
作品名：佐久島/透視図-４

サイズ：15.2×22.9 cm （イメージサイズ）
素材：紙に油彩
2002年
　
　
　
作品鑑賞のヒント

小川信治は、島内で４箇所のビューポイントを選びました。ビューポイントはそれぞれ離れた場所にありますが、まるで隣り合わせのように、さらに入れ子のように、描かれています。
　
実際には存在しない作品の中の佐久島の風景は、まさに作家の目を通して発見された不思議な世界です。アートの自由な発想が、こんな世界を見つけました。（七福2002展／鑑賞の手引きより）
　
　
小川信治からのメッセージ

この作品は四点で一つづきの作品です。最初の作品は東の筒島ですが、二番目の作品は奥に筒島が見えるものの、二人の人物と犬が立っているのは西の港を見下ろす高台です。さらに三番目の作品で、その手前に大山の弁天さんがあります。四番目の作品では観客は西の空家越しにそれらを眺めることになります。
　
実際はこれらのもとになった風景はそれぞれ離れた場所にあり、一緒に見えるということは決してありません。違う場所にある風景を空間をゆがめてつなぎ、並べてみよう、というのが今回の「佐久島/透視図」のねらいです。 （資料写真撮影：香村聖文）（七福2002展／鑑賞の手引きより）